項目名 | 説明 |
ID | 項目のID番号です |
見出し | 文法項目。日本語教育において一般的に用いられている形式を用いる。 |
旧版見出し | Ver1.2までの「見出し」 |
品詞分類 | 見出し項目が文の中でどの要素として働くのかを示す。言語学的な厳密さよりは,日本語教育における使いやすさ,非母語話者日本語教師,学習者によるわかりやすさを優先する。 |
意味 | 見出し項目を特定するための特徴を示す意味・用法・機能・活用などを表す |
見出し英訳 | 見出し項目の英訳を示す |
意味英訳 | 意味の英訳を示す |
意味大分類 | 「意味記述」を54に大別する。友松他(2010)『新装版どんなときどう使う日本語表現文型辞典』巻末の分類を参考にしている。 |
意味記述 | 見出し項目の意味を,次の3点から記述する。①簡単な言いかえ,②意味の説明,③必要に応じて,話し言葉・書き言葉,プラス・マイナス評価に言及する。 |
前接形態 | 見出し語の前に接続する形式の活用を示す |
改旧出題基準 レベル | 旧日本語能力試験の出題基準の級 |
例文 | 項目の機能が分かりやすい作例を示す |
派生語 | 見出し項目から,活用,音韻変化,助詞の有無などの違いによって生じるバリエーションを示す |
- 機能語用例データベース「はごろも」 ver1.2 は,第二言語としての日本語教育に携わる日本語教師支援,中上級以上のレベルの学習者の自律学習支援を目的として,文法項目(1849項目)の難易度,意味用法,典型例,話し言葉,書き言葉の用例を示すものです。
- 文法項目は,下記の資料を参考にしました。
- グループジャマシイ(1998) 『教師と学習者のための日本語文型辞典』くろしお出版
- 国際交流基金・日本国際教育協会(2002)『日本語能力試験出題基準【改訂版】』
- 国立国語研究所(1951)『現代語の助詞・助動詞−用法と実例−』国立国語研究所
- 国立国語研究所(2001)『現代語複合辞用例集』国立国語研究所
- 森田良行・松木正恵(1989)『日本語表現文型』アルク
用例データベースの元としたコーパス
(1)書き言葉
文法項目の難易度
日本語教師5名の主観判定による
項目名 | 説明 | 例 |
ID | 項目のID番号です | |
見出し | 文法項目 日本語教育において一般的に用いられている形式を用いている | Vは動詞,Aは形容詞(イ形容詞),ANは形容動詞(ナ形容詞),Nは名詞,Viは自動詞,Vtは他動詞 |
意味用法 | カタカナ表記で読みの情報が入っています。 | |
旧出題基準 | 旧日本語能力試験の出題基準の級 | 4級,3級,2級,1級 |
レベル | 文法項目の困難度 | 初級前半,初級後半,中級前半,中級後半,上級前半,上級後半 |
例文 | 典型例 |
堀恵子・江田すみれ(2011)「web公開予定文法用例検索システム『日本語文法項目用例文データベース』の文法項目選定について」『日本語教育学会2011年度春季大会予稿集』
データ抽出のため,形態素解析システム「MeCab」と解析辞書としてUnidIcを利用しました。
文法項目難易度の判定のため,5名の匿名日本語教師の方々に協力いただきました。
本機能語用例データベースの用例文の取り出し作業のため,複数の日本語教師の方々,筑波大学,日本女子大学,東洋大学,麗澤大学の学生,大学院生の方々に御協力いただきました。